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現代の図書館は、もはや「図書館」という一つの閉じた世界の中で、利用者に蔵書などの情報を提供するためだけの場所ではなくなりつつあります。インターネットを中核とし、WEBOPAC(インターネットによる情報の公開検索)、図書館間における蔵書情報等の閲覧の共有化や蔵書そのものの貸借、各種データベースを元にした専門的情報の提供、さらには映像や音楽情報を配信する電子図書館機能やデジタルアーカイブなど、有機的かつ複合的に情報を提供する施設・組織へと生まれ変わりつつあるのです。私たちは様々な図書館システムの開発・導入・移行・運用や、その周辺にある資料関連のデータコンバータ、検索システムの開発、さらには早稲田大学図書館様と共同で機関リポジトリ(※1)の代表的なシステムであるDSpace(※2)の導入・設定・運用、メタデータへのデータコンバートなどに取り組んでまいりました。生まれ変わり成長する図書館システムをサポートする専門集団(※3)、それがウィザードです。
※1 機関リポジトリ:大学および研究機関で生産された電子的な知的生産物を捕捉、保存し、原則的に無償で発信するためのインターネット上の保存書庫。学術機関リポジトリに含まれるコンテンツとしては、学術雑誌掲載論文、灰色文献(プレプリント、ワーキングペーパー、テクニカルペーパー、会議発表論文、紀要、技術文書、調査報告等)、学位論文、教材などが考えられる。(出典:国立情報学研究所HPより)
※2 DSpace:マサチューセッツ工科大学図書館とヒューレット・パッカード研究所が共同開発した、OAIS参照モデルに準拠したデジタル情報保存システム。オープンソースで用途に合わせて自由に加工して利用することが可能であり、現在では特に学術分野の機関リポジトリに広く用いられている。また、本システムにおいてメタデータ収集に用いているOAI-PMHに対応している。(出典:国立国会図書館HPより)
※3 情報の科学と技術 Vol.57 No.4 特集:図書館への提言(2007.4)に、「図書館システムの開発に携わって」というタイトルで執筆しました。
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